日本からしたら羨む?! ドイツの祝日はキリスト教が関係!~6月編~
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日本からしたら羨む?! ドイツの祝日はキリスト教が関係!~6月編~
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Guten Abend!
ペコです!
6月も半ばですね。
日本には6月は梅雨という季節なうえに、祝日が皆無!!
GWというながーーーい祝日を5月に経験したと思ったら、6月は祝日がなくて、フニャってしまう。
特に、現在会社勤めのあなた!
そんなことあるよね?
超分かる!!
ペコさんもだw
でも、ドイツでは6月が祝日ラッシュなの、ご存じでしたか?
今回は、ドイツの祝日と、祝日ラッシュ6月のドイツで何があるのかを、ちょっと一緒にお勉強してみましょう!
これは、駐在、留学、移住したいと思っているあなたは知っといて損なし!
知らないと、スーパーが閉まって食料調達が困難になるよw
旅行する予定のあなたも、電車の時間とか、レストランの営業時間とかに関わってくるかもだから、知っておこ!
ドイツの祝日をリスト化してみた!
もちろん、ドイツにも祝日は存在します!
日本に住んでいると、他国の祝日ってよくわからないよねぇ。
実は、ドイツの祝日はそのほとんどがキリスト教に関連したもの!
ってことで、どんなものがあるのか、簡単にリストアップしてみたよん!
引用by我らのウィキペディア先生
州ごとにも個別に祝日が存在しているのって、なんだか珍しいですよね。
日本だと、全国ほぼ共通で、各”都道府県民の日”っていうのが、都道府県ごとに存在しますよね。
それと似たような感じと思っていいかも。
日本の祝日もついでに見てみよう
じゃあ、日本の祝日ってどのくらいあるか、あなたは知ってるかな?
なんとなーーーく生活していると、見えてこないのが数値化!
じゃあ、これもうぃき先生の力を借りて、リスト化してみよう!
めっちゃ多くない??
なんでこんなに多いのか謎だよね。
こうやってリスト化して比較すると、ドイツの祝日って、日本より少ない!!
これは、ペコさんが現地滞在中に思ったことでもあって、とても印象深かったです。
有給の数と取得率の違い?
ここからはペコさんの主観や聞いた話になるんだけど、仕事における有給の取得率って、ドイツはよく日本と引き合いに出されるほど、取りやすい。
日本の有給の少なさと、休みを取りづらい会社体質って、実は働くドイツ人の間でも超有名。
超有名だから、よく会話のネタにもなっているw
だからよく、働くドイツ人に「日本は有給少ないし、休みも取りにくいなんて、本当残念だよね。でもどうして?」って言われてるww
ちな、有給の数ってこんな具合(ペコさん調べ)
ドイツ=職にもよるけど、大体14~30日、これを使い切れる
日本=職にもよるけど、大体10~20日、これを使い切れないことが多い
日本は、休みにくい分、公的な祝日を増やして、休みを取ってもらうって考えなのかなぁとも思ったりなんだり。
ペコさんのお友達のお話を総括すると、ドイツでは、長期で休みを取れる代わりに、誰かが休んでいる人のためにバックアップして、めっちゃ働いているっていうことだけは間違いない。(でも有給取ってるw)
でも、仕事は仕事、時間内にちゃんと修めて、定時に帰ってる人ばかりでござる。
これも、日本と違うね。
おっと、話がそれたw
赤字の祝日ってなんだよ
そう!今回注目すべきは、赤字の謎のドイツの祝日!!
これが、彼らドイツ人の言う「6月めっちゃ祝日多い」にあたる、キリスト昇天・降臨祭の祝日!
そう、宗教上の祝日にあたるってわけだ。
え?ペコさん、何言ってんの?
ごめん!!本当ごめん、わかりにくよね、日本は無宗教だったり、ほとんどが仏教だったりだからね。
でも、これからドイツへ移住したり、駐在したり、留学する人にとっては、知っておいて損はないので、ちょっとだけお勉強しよう!
ドイツの怒涛の祝日
ペコさん、6月入る前と現在にかけてさ、ドイツのお友達から毎度の如く、
「ひゃほーー!!6月は祝日祭りだーー!!年休と一緒にくっつけて休むよ!」
とか
「明日(20日)は祝日なんだよね、だから夜更かししてるんだ~!」
っていうメッセージを受け取りまくっているw
ちょっとーーー日本には6月まったく祝日なんてないからそういうのやめーーーーー!!!!www
って思いながらも、今回のブログテーマにしてやろうかという勢いでおりましたw
ほんじゃ、早速見て行こう!
祝日ラッシュ一連の流れ
ドイツの祝日ラッシュは、
これを皮切りに、6月の怒涛の祝日が展開されます。
キリストの昇天祭ってなんだろう?
キリスト教じゃないとよくわからないの来ましたねw
「昇天祭」っていうのは、キリストの昇天を記念する日のこと。
キリストは復活後、40日目に昇天したと伝えられています。
そのため、「復活祭(ドイツ語ではOster/ オースター)」の39日後の木曜日と設定されています。
なのでその日にちは毎年違うの!!
今年2019年はそれが、5/30だったってわけ。
ちなみにヨーロッパやアメリカである、ウサギとタマゴを探すっていう「復活祭」の本質、あなたはちゃんと理解しているかな?
復活祭の本来の意味は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが、3日目に復活したことを記念・記憶する日なんだよ!
昇天祭=父の日!
そして、ドイツでは昇天祭が父の日となっているんだぞう!
日本だと、2019年は、6/15だったよね。
ドイツの父の日は昇天祭と同じなので、祭日とされているんだって。
しかも、”父の日”って言いながら、父親に感謝を表す日じゃなくて、「男のための日」になっているw
男性陣は、お酒飲みまくっていいんだってw
そういえば、ドイツの友人、この日にめっちゃビアガーデン行ってたっけ(遠い目)
結構実際には、日本の様に父の日は特別なことをしない家庭が多いかもしんない。
そのあとに続く怒涛の祝日ラッシュ
昇天祭が終わった後は、6月には3つの祝日があるドイツ。
こんな感じで大体展開されています。
これも年によって多少前後するけど、2019年はこんな感じ。
- 6月9日 聖霊降臨祭
- 6月10日 聖霊降臨祭翌日の月曜日
- 6月20日 *聖体節
聖霊降臨祭ってなぁに?
これなに?って感じだよねw
ドイツ語では、Pfingsten(プフィングステン)っていいます。カタカナにしづらいw
この日は、イエス・キリストが復活してから50日目。大使館では、このように紹介されています。
イエス・キリストが復活してから50日目。
弟子たちが家に集まっていると、突然天から炎のような舌が分かれ分かれに現れ、弟子の上にそれぞれとどまりました。
すると弟子たちは聖霊に満たされ、様々な国の言 葉で神の偉大な業について語り出しました。
つまりそこに、聖霊の働きにより神の福音を宣べ伝えていく弟子たちの群れ「教会」が誕生したのです。
引用:ドイツ大使館のフェイスブック
つまり、Pfingstenは「教会の誕生日」とされているんだってさ!
更にPfingstenは、もともとあった春の収穫に感謝する農業祭と結びついて祝われるようにっていって、ドイツ国内でも地域によっては様々な祝われ方をするんだとか!
ピンとこないよね~~
ペコさんもピンとこなかった(笑)
この日は大きな祝日でもあるので、大使館がお休みになるレベルであるってことだけ頭に入れておこ!
だから、この日はお店やってないことが多いです(笑)
聖体節って?
また変なの出てきたー!
ドイツ語では、「Fronleichnam (フロンライヒナム)」と呼ばれるこちら。
とりあえずまず、我らがうぃき先生にお知恵を借りようか!
これは聖体をあがめる祝日であって、イエスの人生での特定の出来事を祝うものではない。この木曜の祝日は、最後の晩餐における聖体の秘蹟と結び付けられている。この祝日は、三位一体の主日の後の木曜日に、または、一部で日曜日に持たれる。現在のカトリック教会典礼では、この祝日は至聖なるキリストの体と血の儀式とされている。
どうやら、これはベルギー発祥の、聖体を崇める祝日であるそうな。
簡単に言うと、イエスの肉はパン、血はぶどう酒という聖書の言葉から、イエスの身体を聖なるものとして祝う日なんじゃ。
大体、聖霊降臨祭の2週間後、5月21日~6月24日までのあいだの木曜日がそのお休みにあたるってわけ。
お休みはドイツ全土じゃない!
ドイツはというと6/20の祝日は、一部の州のみの祝日で、基本的には以下の州では祝日となるんだよ。
- バイエルン州
- バーデン=ヴュルテンベルク州
- ヘッセン州
- ノルトライン=ヴェストファーレン州
- ラインラント=プファルツ州
- ザールラント州
- ザクセン州(一部)
- ザクセン=アンハルト州
- テューリンゲン州(一部)
上記の州以外はこの祝日が存在しません。
この日には、聖体行列っていうパレードを行ったりして、祝っているんだとか。
試しにドイツの友達に聞いてみたら、「何もしねー」って言ってたw
そして、ドイツの州によって、太陰暦による教会暦を用いることから、週によっても日付が違うんだよね。
これは、宗教的な問題もあるので、とりあえずここでは割愛しよう。
上記の州に共通しているのは、カトリック教が強いということ!
そして、大体が旧西ドイツって言われている場所ってことなのだ!
歴史をかじっている人は気づいたと思うけど、旧東ドイツの代表であるベルリンが含まれていないのよ!
なぜかって?ベルリンの人はプロテスタント率が高いから!
祝日からカトリックについて学んじゃおう!
ちょっと難しい話を盛り込んだけど、どうだったかな?
祝日から紐解いていくと、ドイツは宗教と切っても切り離せない関係性があるってことが分かったかと思います。
これってすごく重要で、もしあなたがドイツの人と恋愛して、国際結婚をしたいと思ったときにも、宗教問題って関わってくるからね!
最近は、宗教に強いこだわりを持つ若者ってだいぶ減ったけど、両親がっていう場合ももちろんある!
それに、ご覧のとおり、ドイツの祝日のほとんどはカトリックにまつわっているから、知らないとドイツで生活も厳しいものがあるかも。
よく話題にも出るし(経験談)
とはいえ、6月に祝日のあるドイツの州へ行ったら、お休みが多いので、行く予定があるあなたは必ずチェックするように!
ペコさんからのお約束だぞ♡
こういうった形で宗教に入り込んでいくのもアリ!
あさひなペコ
ドイツ行くなら!!