ドイツで感じる日本人差別・疎外感!原因は「ドイツ語ができないから」カモ!?
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ドイツで感じる日本人差別・疎外感!原因は「ドイツ語ができないから」カモ!...
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ドイツにいるけど、英語が話せるのになんだか疎外感や差別感、感じていませんか?
「英語だけでイケる!」
と思って勢いでドイツに飛んだけど、実際に行ってみたら
「英語通じなかったわ」
って思ったこと、ありませんか?
そんなときつい
「日本人だからかな?」
って思っちゃうかもしれませんが、そこが問題ではないかもしれませんよ!!
ドイツで疎外感や差別感を感じる原因は、あなたがドイツにいるのに彼らの母国語ができないからかもしれませんよ!
そこで今回は、ドイツ語学習歴10年以上で現在ドイツ在住中のペコが、ドイツに居て感じる疎外感や日本人に対する差別感・疎外感についてシチュエーションごとに紹介します。
ドイツにワーホリや留学を検討している方や移住予定がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ドイツ語圏で日本人が差別、疎外感を感じるのは「言葉」ができないから!?
今回の内容をザックリいうと「あなたがドイツ語圏で差別って感じていることや、疎外感を感じる原因は、実はドイツ語できないからかもだよ!」っていうお話です。
もうこれは、しょうがないのですが、ドイツ人やドイツ語圏の人同士が集まると、やはりドイツ語多くなります。
そりゃそうですよね。
だって、母国語のほうが楽だからです。
私たちも日本人同士で集まると、同じようになりませんか?
たとえば、あなたのグループの中に1人だけドイツ人がいたとしましょう。
そのドイツ人は、まだ日本語勉強中だから、難しい言葉や早口の日本語が聞き取れません。
でもさ、日本人のほうが割合多いとさ、そのドイツ人にかまわず、ついつい日本語を話しちゃいませんか?
主人の元会社の日本人同僚さんとホームパーティをした際も同じでした。皆さん英語堪能なのにグループ化すると英語じゃなくて日本語に。お酒が入れば入るほど会話が日本語になっているなーと感じました(;^ω^)
そういうことです!
だから言葉さえクリアすれば、差別感や疎外感を感じる機会が激減するんです。
ドイツで感じる日本人差別に疎外感? 5つのシチュエーションごとに解説
じゃあ、どんな時に差別だー!!って感じるのでしょうか。
よくある以下の5つのシチュエーションごとに解説します。
- 友だちや同僚、家族、ホストファミリーとの会話
- 買い物
- クラブやバー
- 受付
- 語学学校
それぞれについて見てみましょう。
1.友だちや同僚、家族、ホストファミリーとの会話
冒頭でもお伝えの通り、ドイツ語話者が集うと、自然と会話がドイツ語になります。
ドイツ語が話せない場合やまだまだ単語レベルの場合、自分の存在を無視されていると感じるかもしれませんが、深い意味はありません。
複数人のドイツ人やドイツ語圏の人が、わざわざあなたのために日本語や英語で話してくれるとは限りません。
だってそのための給料が発生しませんもん。
日本人の多くは忘れがちなのですが、ドイツ語話者の人の多くにとって英語はあくまで仕事などに使う公用語であって、母語じゃない!(重要)
頑張って日本語使ってくれる日本オタクは話は別ですが、多くの場合日本語なんてなおさらです。
ドイツに住む限り、365日あなたのために英語や日本語を話してくれる人は本当に少ないことを忘れてはいけません。
ただ、あなたがいつまでたってもドイツ語を話せない限り「あ、こいつ話の内容わかってないんだな」って勘違いされて存在が消えちゃうのは間違いない。
これは実際に留学中に同じ留学メンバーの1人が存在消されていたので、間違いありません。
2.買い物
ドイツは英語が通じるっていうのは通説ですが、スーパーでは英語が通じない!っていう経験ありませんか?
ペコはずーっとドイツ語オンリーだったのであまり気にしたことがありませんでしたが、昔ドイツ語圏に住んでいたという友達から聞きました。
なのでドイツ語のできない、あるいはカタコトの日本人あるあるだと思います。
でもさ、これに驚く前に考えてみてください。
日本でもスーパーで働いてる人っていますよね?
あの人たち、英語できそうでしょうか?
英語が大好きな学生バイトさんならまだしも、確率はめっちゃ低くありませんか?
それと同じことです。
3.クラブやバー
ドイツのバーやクラブに行ったことありますか?
ペコはまだ学生だった頃に、1度だけクラブ行ったことがあります。
あとはずっとバーです。
ドイツでは、日本のようなゲーセンなどの娯楽がほぼ皆無です。
なので多くの人はバーやクラブで遊ぶことが多いようです。
たとえば、あなたはドイツ語に自信がなくて、英語が通じる圏内を探して、バーに行ってみたとしましょう。
けど、英語が通じません。
これもよくあることで、スーパーの事例と同じです。
地元のバーテンダーも、英語わからない確率の方が高いですよね?
だって彼らは地元のドイツ人相手に商売しているので、基本的に英語必要ない(笑)
なので
「注文したいのに英語が通じない!!!」
っていうのは、差別じゃありません。
もし英語が通じて、安心してお酒が飲みたいなら、ホテルのバーで一休みしましょう^^
4.受付
ドイツ語を使ってみたくなる初級~中級者アルアルだと思うのですが、ホテルや博物館、美術館の受付で頑張ってドイツ語を話しても、英語にされるって経験ありませんか?
ペコさん、これならめっちゃ経験あります(笑)
ドイツ語がちょっとずつわかってきて
「英語じゃなくてドイツ語を使ってみよう!」
って思ってつかっても、返事が英語なの(爆笑)
「なんで私が頑張ってドイツ語使って話しているのに、イラつく!」
ってなりますよね?
でもストップ、イラつき!!
よく考えてみてください!
相手は、アナタに合わせてるだけで、アナタのドイツ語を否定しているわけではありません。
だって、ドイツ語圏の人からしたら、日本人(アジア人)がドイツ語を話せるなんてほぼ誰も想像していません。
特に日本じゃ英語が必須なの、彼らも知っています。
だから、ついクセで英語になっちゃうだけかもしれません。
根気強くドイツ語で返してみるのもアリですが(笑)、あなたのドイツ語を否定しているわけじゃないってことは、知ってほしいな。
5.語学学校
特にドイツに勢いで国際結婚したあなたに待ち受けているのって、結婚ビザの取得かと思います。
今のドイツは移民に対して厳しくなってきたこともあり、ゲーテ・インスティテュートまたはTelecが主催するA1レベルの語学試験(スタートドイチュ)に合格することが、結婚ビザの条件になっています。
特にゲーテインスティテュートは日本で受けれる試験なんですが、何も知らないとドイツへ行ったとき、以下の道をたどると思われます。
とりあえず観光ビザで入国する
↓
結婚ビザ取るのに、語学が条件があることを知る!
↓
ドイツ語の語学学校に行かないといけなくなるから、とりあえず語学学校系のビザを取る
↓
ドイツ語の講座説明がドイツ語でわけわかんない
↓
挫折
他人事かもしれないけど、絶対あり得ます。
考えてみてください!
たしかに大都市の語学学校に行ったり、YouTube観てれば英語で丁寧にドイツ語を教えてくれるかもですがど、ドイツ語の語学学校のクラスを受けなきゃいけない場合、共通言語は基本的にドイツ語です。
ドイツ語がわからないのに、ドイツ語学校でドイツ語で文法を説明されるの、イラつきませんか?
意味わからないですよね?
けど、考えてみてください。
語学学校はドイツ語を学ぶための学校っての、忘れていませんか?
先生たちはあなたを試験に落としたいのではなく、受からせたい気持ちでドイツ語を使っています。
特に国の支援がない場合、語学学校の費用は自腹です。
これも忘れちゃいけないポイントですね!
まとめ
どうでしたか?
なんか思い当たる節あるなーっていうの、ありましたか?
「差別」「疎外感」って感じていたことも、実はドイツ語ができていないからってことが、大いにあり得えます。
ペコの場合、日本とドイツでドイツ語語学学校に行っていましたが、どこも共通語はドイツ語で、英語を使うことはほぼありませんでした。
クラスメイト同士が「英語の方が楽だよねー」ってんで英語で会話していましたけど。私は英語できないのでまぁやっぱり疎外感は感じますね。これと同じです。
それでも彼らは基本はドイツ語で会話しています。
「郷に入っては郷に従え」っていうことわざがある通り、ドイツに行ったらちょっとでもいいからドイツ語やっておいたほうが、アナタの将来のドイツ生活に役立ちますよ。
最後まで読んでくれてありがとダンケ!
あさひなペコ