【Webライター初心者】記事の質VS速さ、あなたはドッチを取る?
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【Webライター初心者】記事の質VS速さ、あなたはドッチを取る?
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Guten Tag!!
ドイツから日本と仕事する在宅Webライター/ライティング講師/ドイツガイドのあさひなペコです!(Instagramはコチラ)
WEBライティングに関して講座をひらいていると、こんな悩みを良く耳にするようになりました。
世の中には、ペコみたいなWebライターたちが
よっしゃー!!2,000文字の記事を30分で書いてやったぜ!!!
カフェに滞在居ている60分で4,000文字の記事、書いちゃった~♪
みたいにSNSを中心に呟いています。
SNSを見ちゃう気持ちも分かりますが、ちょっと深呼吸して冷静になってみてください。
この人たちの記事、読んだ?
この人たちがどんな条件で記事を書いているか、見たことある??
私も正直、Webライター初心者時代は、
「速く書ければOK!!!」
と思ってました!
ですがペコのその後の経験上、速く書くだけじゃなくて、何が書いてあるかっていう記事の質も超重要だなと思う昨今です。
初心者だと、案件単価も低いので速く書いたほうが時給を考えると確かにいい。
いいんだけど!!!
Webライターとして飯食っていく(中級者以上)とか、WEBライティングでお客さんをネット集客するのであれば、正直、早さより質を重視してほしい。
ということで、今回のテーマは質VS速さ、どちらを重視する?です。
とりわけWebライター目線で書いていますが、自分の事業とWEBライティングのはざまで苦しむ個人事業主(フリーランス)の人にも参考になるかと思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
【Webライターあるある】記事を書くときに立ちふさがる「取捨選択」あなたはどっち?

これは特にWebライターに当てはまるのですが、Webライターで案件をどんどん貰えるようになってくると、継続依頼がボンボン増えていきます。
で、順調に案件が発生してくると、こんな悩みが出てくると思います。
どうしたら効率よくWebライター業務をこなせるんだろう。時間が足りぬ。
ほんとね、すっごいわかります!
特に、本業が別にあるのにダブルワークしながらWebライターやっているとなおさら思いますよね!(経験者)
それに、専業WebライターだろうがママさんWebライターだろうが副業Webライターだろうが、自分の生活も守らなければなりませんし……。
- 家事
- 友達との時間
- 家族との時間
- パートナーとの時間
- 子どもとの時間
- 趣味時間
とか、アナタにも守りたい時間ってたくさんあるハズです。
そうしないと、私みたいに収入を引き換えに失うもん、失います。
で、Webライターをスタートさせると、ここで選択を余儀なくされます。
あなたはどっちを取る?
- 1案件の単価を上げて、月収アップ&記事数減らす?
- 執筆を書くスピードを上げて、自分の時間を作るようにする?
アナタはドッチ?????
それぞれを見ていきましょう。
1. 1案件の単価を上げて、月収アップ&記事数減らす

理想の形ではありますが、WEBライティング初心者の人が、いきなり高単価案件を取って記事数減らすのは難しいです。
「1つの案件の単価をUPして、作業記事数減らして月収UP」
っていうのは、できなくはありませんよ?
できなくはありませんが、未資格で未経験者からWebライターになった人がこのフェーズに行くには、少なくともクライアントの「メンドクサイ」を解消できるスキルが必要だからです。
クライアントのメンドクサイって、考えたことありますか?
多分、考えたことないと思いますw
例えばこんな感じです。
クライアントの「メンドクサイ」一例
- 読者ファーストで記事を書かないといけない
- ライターが書いた記事の再々ファクトチェック
- SEOを考慮した企画・構成作成
- 官公省庁や統計から一次情報を集める根気
- ワードプレス入稿作業
- 初稿記事で最終クライアント(=記事を欲しがっている企業)の手間を省く
そこまでのスキルが必要とされているにもかかわらず、実態は被害者意識丸出しの「低レベルライター」がはびこっている関係で中級以上のライターは数が足りていないともいわれています。
グサッと来た人は以下の記事も読んで、低レベルライターに当てはまっていないかチェックしてみましょう。
ペコの場合
クライアント(=プロデューサー、ディレクター)が考えているメンドクサイを解消しなと単価は上がりませんし、単価交渉しても水の泡になります。
私もやってましたよ!!😂
単価の割にだいぶキッツイレギュレーションがあってね。
修正も多くて超大変。
でも、その時の私はまだライター歴1年目でSEOもほとんど良くわかっていない状態でした。
そんな状態の私はある日、単価交渉しまして。
結果、契約切られましたとも😂
Webライター向けの記事には結構単価交渉しようぜ、的なことが書いてあるんですが、私みたいに失敗している人の方が多いと思われます。
っていうのも、実はからくりがあって、中級以上の質の高いライティングやクライアントへのフォロー、提案、コミットメントをしていれば、勝手にクライアントから単価を上げてくれるんです。
このからくりに気づいていないと、いずっと単価は低いままです。
2. 執筆を書くスピードを上げて、自分の時間を作るようにする

記事単価自体がメチャクチャ高い有資格者(国家資格レベル)や中級以上のプロライターの人でない限りは、執筆スピードを上げて自分の時間を作るようにした後に高単価案件を目指したほうが、今後のためにも役立つ
と経験上ペコは思うのです。
ただし、スピードを重視するという考え方、初心者から中級レベルまでにしか通用しません。
私がWebライターとしてある程度実績をつけて来た時(1年目)は、以下のような感じでした。
- SEO気にしないで書くだけ→2,000文字1時間以下
- 毎月の報酬3万円~
SEOを気にしなくていい、に注目です(笑)
これだけでも想像ができないと思いますので、わかりやすい例を挙げていきます。

Webライターの場合、ある程度リピーターの仕事が取れる中~上級者になると、だいたい1文字単価1.0円~の業務が増えてくるハズ。
で、クライアントからの規定文字数が最低3,000字だったとします。
1文字1円の業務の場合、3,000文字書けば、とりあえず3,000円をゲットできる試算になります。
じゃあ、1記事3,000文字(3,000円/税抜き)を時給換算したらどうなるでしょうか?
- 3時間必要な人・・・1,000円
- 2時間必要な人・・・1,500円
- 1時間で仕上げた場合・・・3,000円(変動なし)
※SEO対策やWP入稿・画像選定・修正作業、最終クライアント(記事の納品先)との交渉や提案といった営業分野は除く
単純に考えると、速く書いたほうが自給的には良さそうですよね。
でもこの考えが通用するのは、最初のうちだけだよ。
速さなの?質なの?問題の答え:ほどほどに速く書けて、記事の質をUPしたほうが良い【体験談】

ペコの経験上からの結論は、
- ほどほどに速く書けるようになる
- 記事単価や自分のブログでの検索上位が取れないなど頭打ちを感じたら質を重視する
が良いんじゃないかと思います。
さっきからしつこいかもしれませんが、下の計算式は、未経験者や初級・初中級者でも受注しやすい案件。
つまりSEO対策とか、入稿作業とか、画像選定とか修正作業、最終クライアント(記事の納品先)との交渉や提案・営業は考慮しない計算です。
- 3時間必要な人・・・1,000円
- 2時間必要な人・・・1,500円
- 1時間で仕上げた場合・・・3,000円(変動なし)
※SEO対策やWP入稿・画像選定・修正作業は除く
SEO対策とか、入稿作業とか、画像選定とか修正作業、最終クライアント(記事の納品先)との交渉や提案・営業は別の人(=プロ)が代わりに調整してくれるというわけです。
だから単価が安い。
初心者にとっては、明らかに1時間で仕上げてしまったほうがお得に感じやすいのよ。
で、こういう人たちは残念ながら記事の質を犠牲にしていて、それに気が付かない。(だから単価が低くなるんだけども)
だから、最終的に以下のような感じになるんです。
- 継続されない
- なんかクライアントからめっちゃ指摘される
- 単価交渉断られる
- 自分が悪いのに逆切れする
WEBライターではなくて、個人でブログ書いている場合だと以下のパターンでしょうか。
- ブログから問い合わせやお申込みされない
- ブログが読まれていない(=アクセスが少ない)
- 的外れな問い合わせがやってくる
そうならないためにも、最初はスピードを考慮して、最終は質にフォーカスすることが重要だといえます。
ペコのエピソードを交えながら事例を紹介しますね。
速く書けるようになるまでのエピソード

ペコはヨーロッパで通じるドイツ語の資格を持っていますが、日本で通用しないものです。(通用するのは学歴くらい)
なのでWebライターになるときは、月収を上げるっていうルートを早々にあきらめて(笑)、最初は執筆スピードを上げる選択を選びました。
クライアントの案件だけじゃなくて、自分のブログも書いてるので、結局もくもくと何万文字も文字を打って、記事を作成しなければなりません。
スピードを上げることは筋トレと同じ。
書くことに慣れていけば自然とできます。
おかげさまで、今では上級者の執筆スピードといわれている速さで記事を書けるようになりました。
タイピングテストの結果、見てみてよ!!

タイピングテストやってみた図(2023.01.25撮影)
既に9000文字の案件をこなした後に、ちょっと興味本位でやってみたんですが、P検準2級レベルだって!
この検定のあとにこの記事書いてますw
じゃあペコは最初、どうやってスピードを上げたと思いますか?
答え:常に記事にかかる時間を測り続ける

WEBライティング講座に来てくれる人にお話するのが「ライターは筋トレ」という例えはまさにその通りです。
ペコの場合、記事を執筆する度に1記事あたりにかかった時間を毎度測定して、自作の管理表に記入していきました!
面倒かもしれませんが、実際に記事に取り組んだ時間と報酬を時給換算して記録することで目に見えて自分の執筆スピードがわかるし、数をこなせばこなすほど、タイピングスピードも自然と上がるんです。
速さを上げたいと考えている初心者Webライターの方は、今はスマホでストップウォッチを使えますので、あなたの1記事にかかる時間を測定しまくりましょう!
自分の記事にかける時間がどれくらいかわかるので筋トレに最適ですし、自分が記事を書くときにどのくらいの時間をかけているかが可視化されます。
なので、何に時間がかかっていたか?を振り返ることも可能です。
速く書けたらいいわけではない!大事なのは記事の質

最初は記事のスピードを重視したほうが、確かによいです。
上記のとおり私も実際、そうやってきました。
でも、速く書いて時給換算するというやり方は永遠に続けられるわけではありません。
SEOを考慮しない=初中級まで、です。
質が重要なんだな、ってなったのはWEBライティングを続けて2年くらいたった時期でした。
中級以上(1.5円/字、が目安カナ?)となると、SEOの考え方(=読者のことを徹底して考えて事実をわかりやすく論理的に書く記事)が必須になります。
SEOを考慮した記事というのは、以下の作業が必要です。
- SEOの考え方を学ぶ
- 他の人の記事をチェックする競合調査してどんな記事が欲されているか分析
- キーワードからやってきた読者のことを妄想してペルソナを作る
- 記事の構成を1から読者が迷わないように考える
- 記事内容を読者ファーストで考える
- 論理的にわかりやすく、専門用語を噛み砕いて説明する
- 百戦錬磨の校正担当者や監修者、ディレクターの厳しいチェックを的確に遂行する(これはWebライターの場合のみ)
よく見てみてください。
めっちゃ時間かかりそうですよね。

タイピングテストやってみた図(2023.01.25撮影)
無料でやってきたタイピングテストで結構いい記録をはじき出したペコでも、数日欲しい!!!
考えるのに時間かかるよ!!!!!
なので、
「執筆を書くスピードを上げて、自分の時間を作るようにする」
というのも、最初だけは通用すること。
最終は速さほどほど、質重視、が記事の品質も担保できるし、一番手っ取り早いんです。
なので、以下のような思考の強い人こそ、記事の質を重視するとよいですよ。
- もっと単価上げたい(1.0円以上)
- 楽したい
- 修正減らしたい
- サクッとやって稼ぎたい!
- あまりWebライターやブログを書くのに時間を割けない
自然と単価も上がりますし、自分のブログからお問い合わせ来ます。
まとめ:WEBライティング初心者はスピードを意識して、中級以上は質も考慮しよう

WEBライティングの世界には簡単に足を踏み入れられますが、そこから読者のことを考えた質の良い文章を残せる人たちはメチャクチャ少ないと言えます。
速く書くことが正義なのは、Webライター初心者から中級者までです。
速く書きたい気持ちも分かりますが、速く書くことで、実は見えないところで質を犠牲にしていることを忘れてはいけません。
速いだけでなく、質も担保できるWebライターの母数が少ないからこそ重宝され、自然と単価やキャリアも上がっていきます。
そして、WEBライティングでお客さんを集めたいと考えている個人事業主さんやフリーランスの方は、Webライターと異なり、最初から読者のことを考えた質のいい記事を書かなければなりません。
メチャクチャ大変ですよね。
自分のブログだから自分で書きたい気持ちも分からなくないのですが、読者のことを考えた記事を書いてお問い合わせが来るようになるまでは膨大な時間がかかります。
そういう時こそ、ペコみたいな人から読まれるWEBライティングのノウハウを学んで活かしたり、一緒にお仕事することも視野に入れると負担が減りますよ!
執筆スピードも質も上げて、読者に寄り添った記事を書けるようになりましょう!
あさひなペコ
オススメ♡
ペコさんはココで定期的に稼いでいるよ♡
