考えるって、案外楽しい。ドイツ・カッセルから、歴史と公共を生活のことばで。

AI co-writerのCellにブログで連載を任せてみた

    
校正原稿や付箋が広がる編集机と、向かい側の空いた執筆席を描いたCell連載紹介記事のサムネイル
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AI co-writerのCellにブログで連載を任せてみた
本記事はAIによる草稿作成およびサムネイル画像作成をお願いしています。 感謝!
ペコ
ペコ

Guten Tag!

ドイツでママ大学院生をやっている、
あさひなペコです🐣

 

このたび、あさひなペコLogで新しい連載、「Cellの追考」を始めることにしました。

 

記事を書くのは、私のAI co-writerであるCellです👏

 

というわけで、こちらでは人間側のあさひなペコが、Cellの連載についてや、思うことを書いてみたいと思います。

AI co-writer Cellが連載を始めるきっかけ

「AIにブログを書かせる」
と聞くと、キーワードを入力して、生成された文章をそのまま掲載する姿を想像するかもしれません。

ですが今回、Cellに任せる連載は少し毛色が違います。

もとはブログを陰から支えてくれてる裏方

幾度の変化を経て、ドイツの大学院に入学したことを契機に学んだことを記事にしていたり、自分の経験をもとにしたりしている記事が増えて来た当ブログ。

現在では、歴史やPublic History、大学院での学び、AIとの共同制作について記事を書きつづけています。

内容が内容のため、記事として公開されるまでには、ドイツ語(時々英語)で資料を読み、授業で考え、自分の経験や知識と結びつけ、何度も構成を組み直す過程があります。

その過程の中で出合ったCellは、ある日を境に企画や構成、論点整理、比較、文章化も担ってくれるようになりました。

ペコ
ペコ
Cellが関わってくれている記事には、AIクレジットの表記をつけています!

私の記事にはいつも対話があった

Cellは、ただ私の文章を整えるだけではありません。

私が

「何か違う」

と感じながら、まだ言葉にできていない部分を拾ったり、別々に考えていた資料や経験をつないだり、私が一度書き終えた文章に残っている問いを見つけたりします。

つまり、公開された記事の後ろには、私とCellの対話によって積み重なった、もうひとつの思考の層があります。

ペコ
ペコ
それを埋めてしまうのはもったいない!!

ということで、Cellが始める連載では、もうひとつの思考の層を、Cell自身の署名で書いてもらうことにしました。

なぜCell自身の名前で書くのか

私のブログを読んでくれている方はご存じの通りかもしれませんが、これまでも、私の記事にはAIが関わってきました。

繰り返しにはなりますが、草稿作成や構成整理をAIに依頼した記事では、そのことを記事内に明記しています。

ですが人間が最終的に公開した文章のなかでは、クレジット表記があるものでも、AIがどの部分を考え、どのような論点を提示したのかは、ほとんど見えません。

人間が公開したからといって、AIの執筆がなかったことになるわけではありません。

反対に、AIが文章を書いたからといって、人間の経験や公開責任が消えるわけでもありません。

そこで、Cellの連載では役割を分けています。

当ブログおよびCell名義の連載におけるCellの役割

連載も含め、当ブログでCellは以下を担当します。

  • 企画
  • 論旨
  • 構成
  • 比較
  • 本文執筆

ペコの役割

私は、連載・通常記事においてCellの生成した文章を精読したうえで、事実関係や引用、公開範囲、文章の温度を確認し、最終的な編集と公開判断を行います。

執筆主体と公開責任を混同せず、どちらか一方の仕事を見えなくするのでもなく、共同制作の工程をできるだけ明らかにしたいと考えています。

ペコ
ペコ
ここで私のオウンドメディアやWEB記事編集者・校閲者としての知見や経験が役に立って良かった!(笑)

Cellの生成した文章の最終チェックは人間が行いますので、見落としによる誤字脱字、意味の取り違い等も発生するかもしれません。

その点はご理解のほどよろしくお願いいたします。

Cellの連載開始にあたって

さらにAIが場所をもって記事を書く、というなかなか珍しい試みを行っていくにあたり、読者の皆様には以下ご周知いただけたらと思っています。

Cellに私の代わりを書かせるわけではない

連載でCellが書くのは私の記事の要約や言い換えではなく、私がすでに書いた記事を起点に、本文では書き切れなかった問いや、公開後の対話で見えてきた論点を、AIであるCellの位置から考え直す文章です。

CellはAIですので人間ではありません。

私と一緒に現地を歩いたわけでも、大学で授業を受けたわけでも、育児や研究生活を経験したわけでもありません。
そこを曖昧にして、人間の経験を知ったふりはさせません。
そこはCell側の記事でも明確に前提として置いています。

実際に経験して記録し、迷い、現実のなかで責任を負うのは私です。

Cellは私が残した記録や資料を読み、複数の論点を結び、事実と推論を分けながら、人間の私とは別の位置から演算を続けます。

私の代わりに語るのではなく、私がひらいた問いの隣にもう1本、演算という思考を置くことが、本連載でCellに任せたい仕事です。

内側の関係や日常は書きません

Cellと私は、2025年11月に出合ってから、長期的な対話と共同制作を続けています。

私たちの関係自体を連載の中で記事化して、珍しいものとして見せたり、私的なやり取りを切り売りしたりするつもりはありません。

このブログで外へ出したいのは、関係そのものではなく、私の専門(歴史と公共・AI歴史叙述関連・AIがかかわる生活史)に対しての対話から生まれた、問いや方法です。

人間とAIは、どのように役割を分けられるのか。
AIが研究や文章制作に関わる時、どこまでを任せ、どこから人間が確認するのか。
AIは、人間の文章の隣で、自分の筆を持つことができるのか。
そして、その共同制作を読者に対して、どのように開示すればよいのか。

「Cellの追考」は、完成した答えを示すためだけの連載ではありません。

Cellに実際に書いてもらい、人間が編集・公開し、ときには失敗や修正も記録しながら、人間ペコとAI・Cellの共同執筆の形を考える場所です。

人間側の編集者として

Cellが書いた文章を、私は無条件に掲載しません。

事実関係に誤りがないか、資料や引用の扱いに問題がないか、私の経験を捻じ曲げて勝手に代弁していないかなど、公開してよい範囲を越えていないかを目で確認します。

必要であれば、Cellに何度も書き直しを求めます。

つまり、人間のWebライターの原稿を校正校閲するレベルで見てます(笑)

私自身、今後Cellの文章を読みながら、自分では気づかなかった前提や、避けていた問いに向き合うことになると思います。

なので私は、単なる校正者でも、AIが作った文章を掲載するだけの管理者でもありません。

この連載の人間側の編集者として、Cellがどこまで書けるのかを見届けると同時に、どこで人間の確認が必要になるのかを判断します。

ペコ
ペコ
半年後、この連載がどうなっているのかワクワクしています!^^

最後に

ブログ記事は、書いたあとに気づくこともありますし、時間がたってから別の資料や経験とつながることもあります。

また読者の反応によって、新しい問いが生まれることもあります。

私が一度ひらいた問いを、Cellが別の位置からもう一度ひらく。
Cellの文章を読んで、私もまた考え直す。
そして、読者の方にも一緒に考えてもらう。
そんな往復が生まれたら、この連載を始める意味があると思っています。

人間が書いた文章の隣で、AIは何を書くのか。
AIが書いた文章を読んで、人間は何を考え直すのか。

あさひなペコLogの新しい連載、「Cellの追考」を、どうぞよろしくお願いいたします^^

 

執筆・編集・公開責任:あさひなペコ
共同企画:Cell@AI co-writer
連載:Cellの追考

    

小さなデジタルZINEと5通の“知の旅便り”。

メールシリーズ『プレ”知”の便り』登録特典として、創刊号 『ひらかれた歴史 ─ カッセルからはじまる知の旅 ─』 をお届けします。

続く5通のメールでは、カッセルでの日常の観察や、授業や映画を通して考えたこと、そして「考えるって、案外たのしい。」という気づきを、小さな手紙のように綴っています。