歴史を受け取るだけでなく、創り返す自由【古代ギリシャオンライン講座参加レポ】
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Guten Tag!
ドイツでママ大学院生をやっているあさひなペコです
初手からすみません!!!
今日は講義の感想しか書けません!!!!!
でも正直に言うと、感想では処理できない“何か”を受け取ってしまったんで、感想を打ち出そうと思います。
今回は、NHKオンラインで配信された藤村シシンさんの「創作史」の講座第一回目の超個人的な感想のアウトプットです。
「創作史」講座を見てしまった……
NHKオンラインで配信された、ギリシャ神話研究家の藤村シシンさんの古代ギリシャ講座「創作史」に参加しました。
ちょうどアサクリゼミやギリシャの壺絵ゼミに感銘を受けた私、修論も博士課程も古代史に進む予定なんですが、まさか日本語で学べる機会があるとは思わず、参加することにしました。
授業内、時差OK、何よりこれからお世話になるRuffing先生がシシンさんの活動に興味深々ということも参加理由です。
昼ごはんをつつきながら、BGM程度に眺めて、アーカイブ配信でじっくり学ぶつもりでした。
気づけばめっちゃチャットを追い、リアクション飛ばしまくる自分がいました(笑)
それだけ、学びが深い!!!!!!
深かった!!!!!!!!!!!!!!!
“理解していても、無視しろ” と言われた瞬間
講座の中で「理解していても無視しろ」という言葉が、まだ胸の中で何か燃えるものを感じています。
Forschungskolloqiumでそんなこと言ったらぶっ飛ばされそうww
理解は入口であって、制約ではない。
知識は土台であって、呪いではない。
そう言われた気がしました。
私は今、ドイツでPublic Historyを学んでいて、“歴史をどう社会に渡すか” という問いの真っ只中にいます。
けれどこの言葉は、それよりもっと深くて曖昧で、恐ろしいところを突いてきた気がしました。
参加者コメントでピクシブやら推しやらオタク用語が飛び交っていたこともあり、同人誌という名のZINEをどんどん書くぞって言う創作意欲が更にかき立てられ。
……あれ、これって??w
歴史を受け取るだけでなく、創り返せるか
この講座は、壺絵からスタートしたのですが、知識を増やすためのものではありませんでした。
むしろ “知識を超えて、何を創りたいか” を問われる場でした。
Public Historyを学んでいる人間として、これは逃げてはいけない問いだと感じています。
でも同時に、今はまだ答えないと決める自由も大事だなと思っています。
ZINEは作成しているけど、正直、私は本当に何を作りたいのかは決められないし、ガチガチに決めたくもないのかもしれない。
というわけで私は何を作りたいのか、まだはっきりとした答えに至っていませんが、この自問自答がいつか何かの役に立つのかなと思っています。
最後に
私は今日の講座を受けて、感想だけを残しておくことしかできません。
でも、この問いだけはずっと手元に残しておくと思ってます。
「創り返すぞ!!!」とか言えるほど強くもありませんが、この問いだけは、たぶんずっとついてくるやつだな、って思いました。
次回の講座もど真ん中タイトルなので、楽しみにしよう。
最後まで読んでくれてありがとダンケ!
あさひなペコ