【デジタルZINE紹介】ZINE No.0『ひらかれた歴史 ─ カッセルからはじまる知の旅 ─』
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Guten Tag!
ドイツでママ大学院生をやっているWebライターのあさひなペコです🐣
私は2024年の夏学期から、ドイツ・カッセル大学で「歴史と公共(Public History)」を学んでいます。
その合間に、日々の授業や街の風景の中で見つけた「考えることのたのしさ」を気まぐれに記録しています。
今回は、メールマガジン『知の旅便り from Kassel』の登録特典として制作したZINE No.0『ひらかれた歴史 ─ カッセルからはじまる知の旅 ─』をご紹介します。
このデジタル冊子(ZINE)は、私にとって本当の「はじまりのノート」です。
ZINE(ジン)とは?
ZINE(ジン)とは、自分の手でつくり、自分の手で届ける小さな出版物です。
私はこのかたちに、かつて作っていた同人誌やペーパーのような「個人の表現の自由さ」と「温度のある言葉の場」を感じました。
【ZINEというかたち】自分の手で考える出版
SNSの速さから少し離れて、本のページをめくるようにゆっくりと“考える時間”を共有できる場所をつくりたくて、このZINEシリーズを始めることにしました。
ZINEを無料で読む?
ZINE No.0『ひらかれた歴史 ─ カッセルからはじまる知の旅 ─』の内容

この0号では、カッセル大学の授業で学んでいる「Public History(パブリック・ヒストリー)」=みんなで歴史を考える学問を、日常のまなざしと交差させながら綴りました。
- 出産直後の赤ちゃんを抱いて受けた最初のゼミの記録
- 「カッセルと東京、二つの戦争の記憶」をめぐる発表
- 「公共とは、ひらかれた対話である」という言葉との出会い
それらを通して、私は「歴史を学ぶことは、世界と対話を続けること」だと感じたのです。
【ZINE0号制作の裏話】Canvaの小さなキャンバスで
このZINEは、カッセルの大学カフェで、Canvaを使いながら少しずつ形にしました。
完璧に整えるよりも、「考えている途中の呼吸」を大切に。
デジタルのページにも、思索の時間が流れている……。
そんなZINEを目指しました。
ウン十年前、high-techやGペン、コピックを片手にA4の漫画原稿用紙に、ありったけの作品愛をぶつけた同人誌や同人便せん、同人ペーパーを作成した記憶がブワッと蘇ってきて、楽しく制作しました!
【これからの展開】有料ZINE No.1 の制作へ
No.0はステップメールの登録特典として無料公開しておりますが、No.1からはシリーズとして続いていきます。
次号の ZINE No.1『AIで歴史を書く(仮)』 では、
「AIが歴史をどう書くか?」
をテーマに、カッセル大学のPublic History授業をもとにした実践的な試みをまとめる予定です。
歴史を書くこと、語ることをAIとともに考える。
ライターとしての経験を活かし、人と機械のあいだにある「語り」の可能性を一緒に探るような内容です。
AIが“物語”をどう再構成するのか──
その試行錯誤を記録した一冊になる予定です
ZINEと連動して、メルマガ『知の旅便り from Kassel』では授業の裏話や制作ノートもお届け予定です。
※2026年1月より本格ローンチ予定
ZINEのページと便りを行き来しながら、これからの「知の旅」をあなたとご一緒できたら嬉しいです。
【おわりに】画面越しの”知の旅”へ
ZINEをつくることは、自分の中に流れている考えを、いちど紙(または画面)の上に置いてみることだなと感じました。
もしよければ、まずはこの創刊号を手に取ってみてください。
ZINEのページのなかに、あなた自身の“ひらかれた歴史”を見つめ直す時間が生まれますように。
【無料特典】デジタルZINEと、5通の“知の旅便り”
ステップメール『プレ”知”の便り』登録特典として、創刊号『ひらかれた歴史 ─ カッセルからはじまる知の旅 ─』を無料でお届けします。
続く5通のメールでは、カッセルでの日常やZINE制作の裏話、
「考えるって、案外たのしい」
という気づきを小さな手紙のように綴っています。
こんな方におすすめです
- 学びや考えることが好きな人
- 歴史や文化の背景に興味がある人
- 海外の暮らしや研究の空気を感じたい人
- ZINEや同人誌など個人表現が好きな人
- SNSよりゆるやかなペースで文章を味わいたい人
📬 知の旅は、あなたのメールボックスからはじまります。
© あさひなペコ | ZINE『ひらかれた歴史』シリーズ
ドイツ・カッセルより、Public Historyのまなざしを届けます。